「心を高め会社の業績を伸ばして従業員を幸せにすることが経営者の使命である」とする稲盛和夫氏の経営哲学を学ぶための会「盛和塾佐倉」解散後、「心を高める経営を伸ばす会」を発足。引き続き稲盛和夫氏の経営哲学を学び続けています。

心を高める経営を伸ばす会とは

2022年8月24日稲盛和夫氏がご逝去されました。心よりご冥福をお祈りします。

私たち「心を高める経営を伸ばす会」の前身となった盛和塾・佐倉は、1993年12月3日開塾しました。千葉県佐倉市にあった京セラ・佐倉工場(現・千葉佐倉事業所)の呼びかけに佐倉、成田の商工会議所に所属していた経営者たちが集まり、盛和塾36番目の塾として発足しました。

盛和塾・佐倉

70名を超える塾生を擁し、稲盛経営者賞を受賞する企業を輩出するなど、経営者同士が真剣に学びあい、実践し、切磋琢磨する場として機能してきました。
残念ながら、2019年盛和塾解散に伴い、盛和塾・佐倉も解散することとなりました。
その後、稲盛経営哲学を学び続けたいと願う有志が集まり、新しい会として発足しました。

「京都の地から始まり、全世界に広がった盛和塾という組織そのものは、本年12月をもって幕を閉じることになります。しかし、これからもフィロソフィを学び続けると同時に、そのフィロソフィを従業員と共有し、会社を健全な発展に導くことを通じて、一人でも多くの人を幸せにしていくという皆さん経営者の使命に変わりはありません。
むしろそれは終わりではなく、皆さんにとっては新たな始まりでもあります。今までは私が塾長として、皆さんに語りかけてきました。これからは、皆さん自身が自問自答しながら、この盛和塾での学びをさらに深め、実践していかなければなりません。
そして、私自身がそうであったように、今度は皆さんがその実践の輪を従業員やその家族といった周囲の人たちに広げていっていただきたいと思います。
この盛和塾で灯された火は、決して消えることなく、これからも皆さんの手によって受け継がれ、世界の隅々までをも照らし出していく力をもっていると信じています。」

(2019年世界大会塾長講話より)

という稲盛和夫氏の言葉を胸に、「経営者が心を高め、企業の業績を伸ばし、従業員とその家族を幸せにする」こと、「事業を通じて地域社会の発展に貢献できる」ことを真摯に追究していきます。